フェルメールからのラブレター展@Bunkamura

前売り券を買ってあったのになかなか行けなくて、
もう会期末近くなってやっと行けました。

オランダ17世紀絵画の展覧会は、何を置いてもとにかくフェルメールを1点でも持って来れば人の入りは保証されたようなもの。
あとは他の絵をどうプレゼンするかなんだけど、
結局見終わったらフェルメールの印象しか残ってない、と言うことが少なくないのです。

まあでも仕方ないね。
私だって予告を見た瞬間から「行かねば!」って思ったし(-_-;)

今回は「手紙」をテーマにした3点が来日。
ワシントンの「手紙を書く女」
アムスの「手紙を読む青衣の女」
ダブリンの「手紙を書く女と召使い」
一人の画家の同一テーマの作品なのに、3つとも雰囲気が違って、どれもいい。
人物を捉える距離感、光の扱い、メインカラー・・・
思ったほど混雑していなかったので、何度も行きつ戻りつして楽しんだ。
ああ、眼福。

他の作品の中でも印象に残ったものが2点ある。
アンドリース・ファン・ボホーフェンの自画像を含む家族の集団肖像画と
ヤン・デ・ブライの「アブラハム・カストレインとその妻」の肖像画。
前者の方は17世紀初期の作で、人物の配置も堅苦しい頃の集団肖像画の作例なのだけど、
各人の表情がリアル。
特に子どものちょっと緊張したときの顔、そうそう、そう言う顔するよね!って思っちゃう。
本人の自画像はちょっと憂い顔。
後者は世紀後半に入っての作で、古典的な設えの背景だけどくつろいだ雰囲気の中で手を握り合ってこちらを見ているご夫婦が何とも微笑ましい。
有名な印刷業者だったという夫は明るい目をして穏やかにこちらに何か挨拶でもしているようなポーズ。
2人ともプロテスタント・モードの黒服だが、妻の赤いアンダースカートがチラッと見えているのがおしゃれ。

そうそう、作品リストもおしゃれで、さすがBunkamuraだなあ、と感心。

14日で終わっちゃうよ~!
まだの人、急いで~

http://vermeer-message.com/

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この記事へのコメント

himiko
2012年03月21日 23:37
この展覧会は見れませんでした、この前、アップリンクに映画を見に行ったときに寄れば良かったのですが、忙しくてなかなかです。

あの時は映画の後、たしかスパイラルに専門学校の卒展を見に行ったのです。

フェルメールはきっと専門分野ですよね、私は以前は大好きでした。この頃は日本美術に興味が傾いています。ユダヤ教とキリスト教の美術云々は、今回フランスで起きた事件を理解するために調べているようなものなので、どちらかというと政治的な興味からで、純粋に芸術に対しての興味からではないのです。

私は専門的な勉強をしていないので美術史等には詳しくないのですが、いろいろ見て思う事は沢山あります、素人として!たとえば、この時代は電気は無いでしょ?全体に薄暗い感じになるのはそれを正直に描いているから?フェルメールが窓際を良く描くのはそこが明るいから?なんて。それから、この時代の人物が首に蛇腹様のものを巻いているのはなんでかな?とか。また、フェルメールですが、所謂肖像画ではなくて、生活感のある女性を生活スタイルそのままで描くという意味は?とか。
今度教えて下さいね! それではおやすみなさい。
ヨリズ
2012年03月21日 23:53
残念ながらフェルメールは専門とは言えないです(-_-;) でもやはり見るのは好きです。いつかお会いしたら、その辺の話もしましょうね!
私も日本の美術、ホッとします。年でしょうかね・・・?

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